ご提案できる術式 Surgical procedures we can offer
当院では、避妊手術において、以下の術式からどうぶつさんの状態・年齢・体格などを考慮し、獣医師よりご提案いたします。
開腹手術
従来から広く行われている方法で、直接視野で臓器を確認しながら処置を行います。
低侵襲性手術
小さな切開部からカメラや鉗子を入れて行う手術方法です。
開腹手術では、卵巣を体外に引き出す際の刺激により血圧・心拍が上昇することがあります。これは痛みを感じているサインであり、低侵襲性手術では、卵巣を本来ある位置で切除できるので、この痛みが軽減することが報告されています。

当院では低侵襲性手術の1つである、外科手術支援ロボット(※)を活用します。これは、獣医師の手技を支援する装置であり、微細な動きや視野の安定性を補助します。
ヒト用医療機器として製造販売承認を取得している手術支援装置です。
当院では獣医師の判断のもと、補助装置として使用する場合があります。
術式の適応可否は診察・検査により個別に判断いたします。